会議を進行し、意思決定が下され、タスクが割り振られ、それなのに「あの人が34分あたりに言った数字、いくつだったっけ?」と誰も思い出せない。録画されたGoogle Meetには話された内容がすべて入っていますが、たった一文を探すのに動画ファイルほど不向きな場所はありません。この記事では、録画したGoogle Meetの通話を、整ったタイムスタンプ付きのテキストに変える唯一の確実な方法と、そのままメモに貼れる自動議事録の作り方を順に解説します。
最初にはっきりさせておきたいことが一つ。公開されたTikTokやYouTubeのリンクと違い、Google Meetには貼り付けられるURLが存在しません。通話は非公開の会議室で行われるため、手順は必ず会議の録画を通ります。会議リンクそのものではありません。
なぜ議事録は録画の見直しより優れているか
会議の録画は情報が密で、流し見はほぼ不可能です。50分の通話を巻き戻して、締め切りが決まった瞬間や、顧客が約束した正確な言い回しを探すのは、遅いうえに間違いも起きやすい作業です。テキストの議事録はこれを根本から覆します。どの行も検索でき、どの発言もコピーでき、通話全体が「もう一度座って見直すもの」から「すぐ行動に移せるもの」に変わります。
一つの議事録から、欠席した人向けの短いまとめを作り、決定事項の正確な文言をメールに引用し、誰が何に合意したかを書き出し、別の国の同僚のために議論を翻訳できます。録画は50分という拘束ではなくなり、2分で読めるドキュメントになります。
時間の試算、会議を手で書き起こすと、音声1分あたりおよそ4から5分かかります。50分の通話なら約4時間の文字起こし作業です。AI文字起こしは同じテキストを数分で、タイムスタンプ付きで返すので、午後の時間は自分のものに残ります。
会議を録画してファイルを見つける
この手順はすべて録画があることが前提です。通話が録画されていなければ、後から文字起こしするものは存在しません。だからこそ録画は会議の前か最中に決める必要があり、後からではどうにもなりません。
通話中、主催者はアクティビティまたは三点メニューを開き、「会議を録画」をクリックします。Google Meetは全員に画面上の通知を表示するので、録画中であることが分かります。通話が終わると、Googleがファイルを処理し、MP4として主催者のGoogleドライブ内の「Meet Recordings」という名前のフォルダに保存します。ファイルが準備できると主催者にも直接リンク付きのメールが届きますが、長い通話のあとは数分かかることがあります。
ファイルをパソコンに取り込むには、Googleドライブを開き、Meet Recordingsフォルダに入り(またはメールのリンクをクリックし)、録画を開いて「ダウンロード」を選びます。これでローカルにMP4が手に入り、これこそDokitscriptが必要とするものです。
注意、録画にアクセスできるのは主催者と、主催者がファイルを共有した相手だけです。あなたがゲストで議事録が必要なら、主催者にドライブのファイルを共有してもらうか、先にダウンロードしてもらいましょう。
録画を文字起こしする手順
Driveから録画をダウンロードする
GoogleドライブのMeet Recordingsフォルダを開き、対象の会議を開いてMP4をダウンロードします。Googleからのメールがあれば、リンクから直接ファイルに飛べます。
会議が長ければファイルを軽くする(任意)
長い録画は重いMP4になりがちです。アップロードを速くするには、先に音声をMP3で抽出します。エンジンは音声だけを聞くので、映像を外しても失うものはなく、ファイルは大きく軽くなります。
ファイルをアップロードする(URL欄ではない)
dokitscript.com/jaでアップロードボタンを押し、MP4またはMP3を選びます。URL欄は使いません。Google Meetのリンクはライブの会議室であって公開動画ではないため、ここではアップロードしたファイルだけが機能します。対応形式はMP4、WebM、MP3、M4A、WAVなどです。
言語を設定して文字起こしを押す
通話が日本語の場合は、設定のドロップダウンで日本語を選びます。あとは文字起こしを押すだけ。処理が終わるとタイムスタンプ付きの全文が表示され、ログインしていれば履歴ページに自動で保存されます。
議事録に変える
要約を実行すれば引き締まったまとめが、要点を実行すれば決定事項と要点の箇条書きが手に入ります。これがそのまま自動議事録です。あとは生のテキストならTXT、編集用ならDOCX、動画に字幕を付けたいならSRTで書き出せます。
長い会議と時間制限への対処
実際の会議のほとんどは数分どころではありません。だからどのプランを選ぶかは、ふだんの通話の長さで決まります。Dokitscriptは1ファイルの長さをプランごとに制限しています。
25分まで
短い朝会やさっとした同期ならProプラン(月9.99 USD)に収まります。25分までのファイルに対応し、月の文字起こし回数は無制限です。アップロードして文字起こしすれば完了。各プランは料金ページで横並びに確認できます。
25分から90分
本当の会議の多くはここに収まります。Businessプラン(月49.99 USD)は90分までのファイルを扱い、何より話者分離が使えます。45分の顧客打ち合わせや、複数の声が入る部門横断のレビューには、長さの面でも「誰が言ったか」を知る面でも、これが自然な選択です。
90分を超える場合
90分を超えるマラソン型のワークショップや全社会議なら、お使いの動画編集ソフトで録画をいくつかに分割し、各パートを別々にアップロードして文字起こしします。最後に出てきたテキストをつなぎ合わせれば完成です。少し手間は増えますが、それでも何時間もの音声を手で打つよりはるかに速いです。
複数人の通話の話者ラベル
誰が話しているか分からない議事録は使いづらいものです。Businessプランでは話者分離が各声を自動でラベル付けし、それこそがグループ通話を読みやすくします。
[00:12] 話者2、はい、データ周りでスケジュールが1週間ほど遅れています。
[00:21] 話者3、了解です。ベンダーへのフォローは私が担当します。
「話者1」を実際の名前に一度変えれば、その人が話す箇所すべてにラベルが反映されます。これで一面のテキストが、ちゃんとした議事録のように読めるものに変わります。発言者が明記され、ざっと追え、まとめにそのまま貼れる状態です。無料、Starter、Proはこうしたラベルのない1つのテキストとして返します。
Dokitscriptと標準のGoogle Meet文字起こし
Google Meetにも独自のライブ文字起こし機能はありますが、それでも専用ツールを選ぶ確かな理由があります。
上位プランが不要
標準の文字起こしは上位の有料Workspaceプランの内側に閉じています。Dokitscriptは録画さえあればよいので、基本的なGoogleアカウントでも動きます。
後からでも使える
標準の文字起こしをオンにし忘れた?問題ありません。通話が録画されてさえいれば、後からMP4を文字起こしできます。
90以上の言語と整った書き出し
狭い対応言語と粗いコピペに縛られる代わりに、90以上の言語で文字起こしし、TXT、DOCX、SRTで書き出せます。
テキストだけでなくAI要約
生の文字起こしに加えて、ワンクリックの要約、要点、ブログ記事まで、同じ12個のAI機能から手に入ります。
つまり、すでに標準の文字起こしを使える環境でも、Dokitscriptはその上に要約と多言語対応、整った書き出しを足してくれます。そして使えない環境なら、Workspaceプラン全体をアップグレードせずに済む唯一の手段です。同じアップロードの流れは録画した会議全般に使えますし、議事録づくりの全体像は議事録ジェネレーターでさらに深められます。
録音の同意について
何かを録音する前に、まず参加者に伝えましょう。Google Meetは録画開始時に画面上の通知を出しますが、それでも通話の冒頭で口頭でも一言伝えるべきです。相手に知らせず録音するのは、よくてもマナー違反であり、地域によっては全員から同意を得ることが法的な要件です。「メモを残すために録画しますが、よろしいですか?」と一言添えるだけで、自分を守りつつ透明性も保てます。同じ配慮は議事録にも当てはまります。共有するのは通話に参加していた人か、主催者が含めるつもりの人だけにしましょう。
よくある質問
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