チームでMicrosoft Teamsの通話に1時間。決定が下され、担当が決まり、いくつかの数字が飛び交いました。けれども会議が終われば、その全部は誰も見返さない録画の中に閉じ込められたままです。この記事では、録画したTeams会議を、タイムスタンプ付きのきれいなテキストに変える一番速い方法を紹介します。さらにそこから、要約を使って整った議事録まで仕上げます。Teams Premiumのライセンスは不要、90以上の言語に対応し、適切なプランなら誰が何を話したかまでラベル付けできます。
Teamsの文字起こしが役立つ理由
会議は実際に物事が決まる場ですが、その成果はたいていフォルダに眠ったままの録画です。テキストの記録があればそれが変わります。Ctrl+Fで一行ずつ検索し、誰が締め切りを約束したのか、その瞬間を正確に探せます。記憶を頼りに言い換える代わりに、発言をそのままメールに貼り付けられます。整った議事録を数秒で作り、出席できなかった人に送れます。
自分を守ることにもなります。二人が決定を別々に覚えていたとき、テキストが記録になります。インタビュー、クライアント通話、商談、スプリントレビュー、全社会議。検索できる文章版は、二度と開かない動画よりはるかに価値があります。
時間の話:丁寧に手作業で書き起こすと、音声1分につき4から5分かかります。60分のTeams会議なら手作業で4から5時間。テキスト化なら同じ作業がタイムスタンプ込みで数分。さらにもう1クリックで議事録に要約できます。
まず会議を録画する(そして先に確認を)
ここが見落とされがちな点です。Teams会議には、どこかに貼り付けられる公開URLがありません。後から文字起こしする唯一の方法は録画ファイルを持っておくこと、つまり通話中に誰かが録画を開始する必要があります。誰も録画しなければ、後から扱えるものは何もありません。
だから会議が始まる前に、Teamsの通話コントロールにある「その他の操作」(3点メニュー)を開き、録画と文字起こし、続けて録画を開始を選びます。Teamsがセッション全体をMP4として記録します。
録画を押す前にひとつだけルールを。必ず全員に先に伝えること。Teamsは録画バナーを表示しますが、口頭でも告げて、地域の同意に関する法律や社内ポリシーに従ってください。本人の合意なく録画するのは地域によっては違法になり得ます。通話の冒頭で「記録のために録画しますが、よろしいですか」と一言添えれば安心ですし、単純に礼儀でもあります。
録画の保存先はどこか
会議が終わると、Teamsは録画を自動で保存します。保存先は会議の種類によって変わります。
- 通常の会議:MP4は録画を開始した人のOneDriveに保存され、たいてい「Recordings」フォルダに入ります。
- チャネル会議:MP4はそのチャネルのSharePointドキュメントライブラリに入り、チーム全員がアクセスできます。
- どちらの場合も:録画へのリンクが会議チャットにも表示され、通常はそこが一番早く取得できる場所です。
一番アクセスしやすい場所から録画を開き、MP4ファイルをパソコンにダウンロードします。そのダウンロードしたファイルを、Dokitscriptに渡します。
録画を文字起こしする手順
TeamsからMP4をダウンロード
OneDrive、SharePoint、または会議チャットで録画を見つけてダウンロードします。これでパソコンにMP4ファイルがある状態になります。SNS動画との大きな違いはここで、URLではなくファイルを使います。
長い会議は先に音声を抽出
1時間の録画は重い動画ファイルになりがちです。文字起こしに必要なのは音だけなので、MP3として音声を取り出せばファイルがずっと小さくなり、アップロードも速くなります。品質は一切落ちません。短い会議ならこの手順は飛ばして、MP4をそのままアップロードして構いません。
Dokitscriptを開いてアップロード
dokitscript.com/jaを開き、URL欄ではなくアップロードボタンを使います。URL欄はSNS動画のリンク用で、Teamsの録画はファイルなのでアップロードから取り込みます。MP4またはMP3を選びます。
言語を設定して文字起こしを実行
会議が日本語以外なら、まず設定メニューでその言語を選びます。あとは文字起こしを実行するだけ。数分後にタイムスタンプ付きの全文が手に入ります。会議の長さに合うプランを選びましょう。無料は3分、Starterは8分、Proは25分、Businessは90分まで対応します。
議事録に変えて書き出す
要約を押せば概要の文章が、要点を押せば決定事項とタスクの箇条書きが得られます。それがそのまま、自動で書かれた議事録です。Ctrl+Fで任意の場面を探し、プレーンテキストならTXT、編集用ならDOCX、字幕ならSRTで書き出します。ログインしていれば、すべての文字起こしは履歴ページに保存されます。
長い会議とファイルサイズの扱い
社内会議のほとんどは15分から60分で終わります。ワークショップ、研修、全社会議はもっと長くなります。録画をプランに合わせる目安はこうです。
25分未満
朝会、短いすり合わせ、ちょっとしたクライアント通話なら、Proプラン(9.99 USD/月)が合います。25分までのクリップに対応し、月の文字起こしが無制限なので、週に何件も会議を処理するなら便利です。もっと短ければStarter(4.99 USD/月)や無料プラン(3分)でも足ります。
25分から90分
これが本格的な会議にちょうどいい範囲です。Businessプラン(49.99 USD/月)は90分までのクリップに対応し、話者分離を解放します。長い複数人のワークショップ、役員会議、研修を一度で文字起こしし、各発言者をラベル付けできます。複数の声が入る長い会議を回すチームにとって、テキストを本当に使えるものにするのがこのプランです。
90分超や巨大なファイル
長丁場のセッションは、まずMP3に音声を抽出してファイルを小さくし、任意の音声編集ソフトでいくつかのセグメントに分割して、それぞれを文字起こしし、最後にテキストをつなぎます。手間に聞こえますが、3時間のワークショップでも、本来かかる12時間超のタイピングよりずっと速く済みます。MP3にする一手間だけで、ファイルサイズの悩みはほぼ消えます。
誰が話したか:話者分離
会議メモの肝は、誰が何を担うかを把握することです。Businessプランでは、話者分離が各発言者を自動でラベル付けします。
[00:09] 話者2: ランディングページは木曜までに用意できます。
[00:14] 話者3: 公開されたら告知を送ります。
「話者1」を一度だけ実名に変えれば、その人が話す箇所すべてにラベルが反映されます。これで、のっぺりした文字の壁が、誰がどのタスクに合意したかの明快な記録に変わります。良い議事録に必要なのは、まさにこれです。無料、Starter、Proでは話者ラベルのない一本のテキストが返るので、複数人の会議にはBusinessプランが自然な選択になります。
DokitscriptとTeams標準の文字起こし
Teamsにも標準の文字起こしがあります。では、なぜわざわざ録画を別の場所にアップロードするのか。正直な理由をいくつか挙げます。
ライセンスの壁がない
充実した標準の文字起こしは、Teams Premiumや上位ライセンスを求めることが多いです。Dokitscriptに必要なのは録画ファイルだけ。MP4を持つ人なら誰でも文字起こしできます。
90以上の言語
標準の文字起こしは英語中心になりがちです。Dokitscriptは90以上の言語に対応し、全文を1クリックで別の言語に翻訳することもできます。
きれいな書き出し
会議画面の中に閉じ込められたテキストではなく、編集してドキュメントに貼ったり動画編集に取り込んだりできる、整ったTXT、DOCX、SRTが手に入ります。
議事録、さらにその先
1クリックで通話から要約、要点、さらにはブログ記事まで作れます。読み返すだけの生テキストではなく、すぐ使える議事録が手に入ります。
会議が録画されていてMP4にアクセスできるなら、Dokitscriptはお使いのMicrosoftライセンスの種類に関係なく動きます。同じやり方は他のプラットフォームにも当てはまるので、通話が別の場所で行われているなら、ZoomやGoogle Meetの録画も同じアップロードの流れで文字起こしできます。詳しくは録音した音声を文字起こしする方法も参考になります。
よくある質問
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