何週間もかけて集客し、1時間のウェビナーを生配信し、そして録画フォルダに眠ったまま誰も二度と開かない。多くのチームでこれが現実です。ですが、その録画はその年に作った中でも特に濃いコンテンツ資産。動画のままでは検索もできず、一文を引用するにもタイムラインを行き来するしかなく、ただ重いだけの存在になっています。テキストにすればそれが一変します。この記事では、ウェビナーの録画や再配信をきれいなタイムスタンプ付きテキストに変える2つの現実的な方法と、その1本のテキストからブログ記事・リード獲得用の資料・告知クリップ・翻訳版まで広げるやり方を紹介します。
なぜウェビナーにテキストが必要か
ウェビナーは、多くの企業が記録する中で最も内容が凝縮された専門コンテンツです。製品デモ、顧客パネル、研修セッションの60分には、1か月分のSNS投稿よりも具体的な情報、想定される反論、ブランドの語り口が詰まっています。それなのに、生配信が終わった瞬間に、その価値はすべて管理画面で再生されないままの動画ファイルに閉じ込められてしまいます。
テキストがその鍵を開けます。全文があれば、どの一文も検索でき、事例紹介に使う正確な引用を抜き出せ、質疑応答を営業チームに渡せ、字幕を頼りにする参加者のアクセシビリティにも応えられます。そして何より、テキストは転用の素材です。1本の録画が、同じ元テキストからブログ記事・要約メール・短尺クリップ・翻訳版へと姿を変えていきます。
手作業の時間コスト、集中して入力しても、音声1分の書き起こしにおよそ4から5分かかります。60分のウェビナーなら4から5時間の入力作業。Dokitscriptなら同じ1時間を、タイムスタンプ付きの検索できるテキストとして数分で返します。
録画を取り込む2つの方法
出発点はちょうど2つ、録画がどこにあるかで決まります。自分の状況に合うほうを選んでください。
方法A、ウェビナーがYouTubeにある場合
完成したウェビナーを、参加者が見返せるように公開または限定公開の再配信としてYouTubeへアップロードするチームは多いです。その場合は何もダウンロードする必要はありません。YouTubeの動画URLをコピーして、Dokitscriptに貼り付けるだけ。リンクから音声が読み取られ、テキスト化されます。
方法B、録画が配信プラットフォーム上のファイルの場合
より多いのは、開催に使ったプラットフォーム内に録画が残っているケースです。Zoom Webinar、GoToWebinar、ON24、Livestormなど。いずれも管理画面からMP4をダウンロードできます。流れはこうです、
- 使ったウェビナープラットフォームの管理画面を開き、そのセッションの録画を見つけます。
- MP4ファイルをPCにダウンロードします。
- セッションが長い場合は、先に音声をMP3として抽出します。60分のMP4は数百メガバイトになることもありますが、音声だけならその一部のサイズで、アップロードもずっと速くなります。テキスト化で使うのは音声だけなので、失うものはありません。
- MP4またはMP3をDokitscriptにアップロードします。
ウェビナー文字起こしの手順
録画を用意する
YouTube再配信なら動画URLをコピー。プラットフォームの録画なら管理画面からMP4をダウンロードします。MP4、WebM、MP3、WAV、M4A、OGG、FLAC、AACに対応しているので、どの形式で書き出しても問題ありません。
Dokitscriptを開いて読み込む
dokitscript.com/jaを開きます。YouTube URLを入力欄に貼るか、MP4またはMP3をアップロード。ウェビナーは無料の3分上限をほぼ確実に超えるので、始める前にセッションの長さに合うプランへログインしてください。
言語を選んで開始する
ウェビナーが日本語以外で行われた場合は、先に設定で言語を選びます。開始すると、処理時間は長さに応じて伸びるので、長尺なら数分を見込んでください。上から順に読めるタイムスタンプ付きの全文が返ってきます。
検索・転用・書き出し
Ctrl+Fでキーワードから任意の箇所へジャンプ。AI機能で内容を作り替えたら、生テキストはTXT、編集用はDOCX、字幕はSRTで書き出します。ログイン中は全文が履歴ページに保存され、後から見返せます。
長いウェビナーと必要なプラン
ウェビナーは、文字起こし対象の中でもとりわけ長くなります。だから長さの上限がここでは効いてきます。Dokitscriptは1本ごとにプランで上限を設けているので、よくあるセッションの長さにプランを合わせましょう。
25分未満の短いセッション
ライトニングトークや手早いデモ、単一テーマのミニウェビナーは、Proプラン(月9.99 USD)に収まります。1本25分まで対応し、月の文字起こし回数は無制限。毎週録画を処理するなら、この無制限の月間回数が元を取ってくれる部分です。
標準的な30から60分のウェビナー
これが最も多い長さで、Businessプラン(月49.99 USD)の出番です。1本90分まで扱えます。Businessは話者分離も解放するので、ウェビナーに2人以上の声が乗った瞬間にこれが欲しくなります。
90分を超えるマラソン級
ワークショップや終日研修は90分の上限を超えることがあります。その場合は動画・音声の編集ソフトで録画を区切り、各パートを別々に文字起こしして、テキストをつなぎ合わせます。数分の手間は増えますが、半日のセッションでも、手作業なら10時間以上かかる書き起こしよりはるかに速く済みます。
複数登壇のパネルと話者ラベル
ウェビナーが1人で話し続けることはまれです。司会がゲストを紹介する、モデレーターがパネルを回す、参加者が割り込む質疑応答がある。Businessプランでは、話者分離が全文の中で各音声を自動的に分けてラベル付けします、
[00:21] 話者2、お招きありがとうございます。よく質問されるテーマです。
[00:34] 話者3、同感です。聴いている方からも多く質問が出そうですね。
「話者1」を司会者の実名に一度だけ変えれば、そのラベルは全文を通して引き継がれます。これで、正しい登壇者に紐づいたきれいな引用を取り出すのも、番組ノートやパネルの振り返りを作るのも一気に楽になります。
1本のウェビナーをコンテンツ資産に
文字起こしが本領を発揮するのはここです。全文を手にすれば、AI機能で1本の録画を1つの元から資産の山へと広げられます。
SEOブログ記事
ブログ記事機能が、全文から見出し付きの構成済み記事を下書きします。編集してリンクを足し、ライブ後も長く検索順位を保つ資産として公開しましょう。YouTube文字起こしガイドも合わせてどうぞ。
リード資料と振り返り
要点機能が、主な学びを引き締まった箇条書きで返します。ダウンロード用の振り返りPDFや、登録したのに当日参加できなかった人へのフォローメールに使えます。
字幕付き告知クリップ
SRTを書き出して編集ソフトに読み込み、最も強い60秒をリールやショートに切り出せば、字幕はすでに入っています。キャプション機能はそのまま投稿できる文面も書きます。
翻訳版
翻訳機能が全文をワンクリックで90以上の言語に変換するので、1本のウェビナーで、ライブでは登壇しなかった市場の視聴者にも届けられます。
そのウェビナーが実質的に構成された会議や社内ブリーフィングだったなら、同じテキストは議事録の作成にもそのまま使えます。インタビュー型のセッションを掘り下げたいなら、ポッドキャストの文字起こしガイドも役に立ちます。料金や上限を見直したいときは料金ページを確認してください。
よくある質問
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